...全く娘の身の上を哀れに思召したからで...
芥川龍之介 「地獄變」
...それに又(また)神(かみ)さまからも『折角(せっかく)であるから通信(つうしん)したがよい』との思召(おぼしめし)でございますので...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...何卒あしからず思召し下さい...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年四月号)」
...右七箇年の間夜白(よるひる)尽精相勤候付国中之仕置(しおき)大方相調百姓至迄富貴に罷成候儀乍憚非独力哉と存候依之根気疲果候且復老衰〔難〕致勤仕時節到来候故断申候哀憐愍被思召赦免可被下候左候而幸に二三年も存命〔中略〕候はゞ本望不可過之存候縦拾年弐拾年相勤候人も僅此中之七箇年には不可勝候頃日内証方より右断之段申上候処先以被召留候〔通〕返事被下候此趣を以而宜敷様願存候以上と申しました...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...被二思召分(おぼしめしわけられ)一被下候へかしと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...云ふ甲斐(かひ)なき夫(をつと)を持ちけるよと心憂く思召(おぼしめ)されける折柄...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...神の思召に適(かな)っていないと思うけえ...
田山花袋 「蒲団」
...去頃(さるころ)より御老中(ごろうじゅう)水野越前守様(みずのえちぜんのかみさま)寛政(かんせい)御改革の御趣意をそのままに天下奢侈(しゃし)の悪弊を矯正(きょうせい)すべき有難き思召(おぼしめし)により遍(あまね)く江戸町々へ御触(おふれ)があってから...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...哀れな盲(めくら)を助けると思召してお聞き下さいまし...
中里介山 「大菩薩峠」
...親子を助けると思召して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恋しく思召されたのであって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝(みかど)も後宮にお入れになりたい思召(おぼしめ)しを伝えようとしておいでになったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何かとがめる言葉を口から出したく思召したが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たやすく常に行かれぬことを今から思召(おぼしめ)すからである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...不快なことを言うものであると思召す姫宮は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なお飽き足らず思召す宮であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なぜ気味が悪くは思召さないのでしょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...下々(しもじも)の難儀を救い取らせよとの有難い思召(おぼしめし)によって...
夢野久作 「名娼満月」
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