...一方ならず残念に思召したのでございましょう...
芥川龍之介 「邪宗門」
...何卒あしからず思召し下さい...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年四月号)」
...神様の思召しだったよ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...もっとも思召しにかなう者の御主人にてあらせ給えかし...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...「殿様は江戸の為、公方様の為、下々の為に遊ばされた事だ、――現にこの私(わし)も、御奉行鳥居甲斐守様に利潤の多いのを睨まれて牢にぶち込まれ、非違が無いと解っても容易に許されず、毎日泣いてお上を怨んで居るところを、日頃御恩になった水野の殿様の御声掛りで許され、今日は内々お前に逢わせてやると仰(おっ)しゃって、特別の思召で、此奥庭まで通して頂いたのだ、お豊、殿様はお前の素性も、お前の仕(し)た事も皆(み)んな御存じなのだよ、そればかりではない――」「…………」惣兵衛は驚き呆れる娘の手から太刀を奪い取って鞘に納め乍ら、一生懸命に斯(こ)う続けるのでした...
野村胡堂 「礫心中」
...一個二銭何程なりとも思召に応ずると云ふのであるが...
正岡容 「大正東京錦絵」
...気に入らなんだと思召(おぼしめ)しなら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どうかして源氏にそのことを語りたいと思召すのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼らの可憐(かれん)な姿が他の使いにまさると宮は思召したのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...残された内親王はだれをたよりに暮らすかと思召されることが院の第一の御苦痛であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六条院は御譲位になった冷泉(れいぜい)院に御後嗣(こうし)のないのを御心の中では遺憾に思召(おぼしめ)された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...常にお逢いになることのできるのはうれしいことであると思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...哀れに気がかりに思召す帝は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「またおいでの思召しのございます前からおっしゃってくださいまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女一(にょいち)の宮(みや)のお相手として置くのによい貴女(きじょ)と思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...8855闇の女それを父上の思召で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...思召し違いに存じ奉るとの口上にございます」「使者の役たいぎ」そう云って左近はじっと宗兵衛を見た...
山本周五郎 「新潮記」
...また城兵に戦備をお申付けあそばす思召のほど...
山本周五郎 「日本婦道記」
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