...彼女は何事にも忌憚なく意見を言う人だ...
...忌憚なく本音を言える関係が素晴らしい...
...忌憚を捨てて、自分の思うように話してほしい...
...彼は何を言われようとも、忌憚なく頑張っている...
...忌憚のない議論をすることで、良い結果が得られた...
...このゆえに自分はひとり天主閣にとどまらず松江の市内に散在する多くの神社と梵刹(ぼんさつ)とを愛するとともに(ことに月照寺における松平家の廟所(びょうしょ)と天倫寺の禅院とは最も自分の興味をひいたものであった)新たな建築物の増加をもけっして忌憚(きたん)しようとは思っていない...
芥川龍之介 「松江印象記」
...印度及び支那に於ける此等の大乗仏教は忌憚なく言へば...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...」しかし余をして忌憚(きたん)なく言わしめば居士の俳句の方面に於ける指導は実に汪洋(おうよう)たる海のような広濶(こうかつ)な感じのするものであったが写生文の方面に於ける指導はまだ種々の点に於て到らぬ所が多かったようである...
高浜虚子 「子規居士と余」
...みなさんで忌憚(きたん)なく...
徳永直 「工場新聞」
...隨つて閣下の過失を擧示して忌憚なき所あるも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...なお忌憚(きたん)なく言えば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これに対して吾々は忌憚なき批評をなすことが出来る...
豊島与志雄 「長篇小説私見」
...なんらの忌憚(きたん)を持っていなかったのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...よく教師の悪口を忌憚(きたん)なく吐(は)いた...
新渡戸稲造 「自警録」
...忌憚(きたん)なくいえばいえる...
長谷川時雨 「紫式部」
...忌憚にふれるものを強いてかこうともしているわけでなし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...獨自の意見と周匝なる批評とを忌憚なく發表する程の人であつたから...
村越三千男 「大植物圖鑑」
...彼女たちがわたしに忌憚(きたん)なき意見を求めようとしたときには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この手段の実行方法に就き小生の忌憚(きたん)なき意見を求めて来た事実を知っているのみであります...
夢野久作 「暗黒公使」
...忌憚(きたん)なく申してみよ」孫権はまずいった...
吉川英治 「三国志」
...忌憚(きたん)のないところが聞きたい...
吉川英治 「私本太平記」
...忌憚(きたん)なくはなしてくれい」頻(しき)りと...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の意見を忌憚(きたん)なく述べてまいったのだ」「…………」「然るに――其方たちが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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