...職人小僧は如何に導くべきか従来の職人は実に忌むべき癖を持っていた...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...「チブス? いかに忌むべき病名であらう...
高濱虚子 「續俳諧師」
...それを忌むべきデカダンみたいに見る...
高見順 「いやな感じ」
...君も亦忌むべき虚僞をかくばかり好むものかな...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人民の利益はもっとも忌むべき悪(にく)むべき外交政略ちょう妄想のためにこれを犠牲に供し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...忌むべき罪悪――やがてみずからを倒すべき罪悪――を犯したのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もっとも強い者の忌むべき権利が削減されてきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのいかなる徳をもってしても司教の目には忌むべきものと映ずるであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その忌むべき光がコゼットの身にまでおよぶかも知れなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...忌むべきものと隣した反映の跡がなお残ってることがある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...忌むべきものとされているものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...ついにわたくしの叫びが忌むべき沈黙を破りました...
西尾正 「墓場」
...呪咀(じゆそ)の詞(ことば)となりて忌むべき物を...
樋口一葉 「軒もる月」
...忌むべきを忌むソレから国を去(さっ)て長崎に行き大阪に出てその修業中も...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...Nil sapientiodiosius acumine nimio.(叡智にとりてあまりに鋭敏すぎるほど忌むべきはなし)セネカ(1)パリで...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...特に忌むべき人間として述べられている2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...此の集收むるところの作品の過半は今日までに發表したる余の作品中最も厭ふべく忌むべきものと自(みづから)おもへるところのものにしていづれは昨日の事の悔まれぬはなきが中にもかゝる作品を出(いだ)せし事は就中余の不快とするところなり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...三の忌むべき実例があったからである...
森鴎外 「渋江抽斎」
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