...心細さの遣瀬(やるせ)がなく...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...見しらぬ世界のまっただ中へとびこんだひとりぼっちの心細さ――というようなものが...
海野十三 「三十年後の世界」
...傷ついて取残された第八潜水艦の心細さはどんなでしょう...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...寒さと饑さとそれに人数が割れた心細さも手伝って...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その心細さを紛らせるのに何かいいものがあったら...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...心細さのあまり和田の叔父さまへ...
太宰治 「斜陽」
...申しおくれましたが、当時の僕の住(すま)いは、東京駅、八重洲口(やえすぐち)附近の焼けビルを、アパート風に改造したその二階の一部屋で、終戦後はじめての冬の寒風は、その化け物屋敷みたいなアパートの廊下をへんな声を挙げて走り狂い、今夜もまたあそこへ帰って寝るのかと思うと、心細さ限りなく、だんだん焼酎など飲んで帰る度数がひんぱんになり、また友だちとの附き合い、作家との附き合いなどで、一ぱしの酒飲みになってしまいました...
太宰治 「女類」
...心細さのために狂うようになり...
太宰治 「人間失格」
...この悪臭によって自分はこの現世から突きはなされてただ一人未知の不安な世界に追いやられるような心細さを感ずるのであった...
寺田寅彦 「試験管」
...その生涯の寂しさと心細さとが...
中島敦 「斗南先生」
...心細さからだけでも...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...甥は心細さうに呟き...
原民喜 「星のわななき」
...ふと立ち聞きしたそんな薄氣味の惡い話はますます私の心細さを募らせるばかりだつた...
堀辰雄 「馬車を待つ間」
...心細さと肌寒さを防いだ...
本庄陸男 「石狩川」
...たださえ寂しい境遇の女王たちはいっそう心細さを感じて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心細さに馴(な)らされた女王(にょおう)は前途をも悲観せずにはおられなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心細さに堅くお胸へすがっているのも可憐に宮は思召された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...生命(いのち)をつなぐ心細さ...
夢野久作 「名娼満月」
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