...心安い熟睡を遂げた...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...などといふ心持でないことは心安いが...
竹久夢二 「砂がき」
...長屋の両隣(りょうとなり)には心安い人がいたが...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...聖者のような単純さを持ったエセックスの心安い土地風な彼の奇妙な人となりは...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...心安い間柄と見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「心安い多くの婦人から奪われた大事の物の紛失は癒(いや)すに術(すべ)なきを見てやむをえず...
南方熊楠 「十二支考」
...人もあろうに内記の妻の親である大蔵の五位へ心安いままに命じたのであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いかに心安い間でも...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...心安いのはない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...心安い砂糖問屋(さとうどいや)があるから...
森鴎外 「渋江抽斎」
...馴れて心安いという意味だけはおおよそわかる...
柳田国男 「海上の道」
...心安い同士の間には身だしなみの必要もなくて...
柳田国男 「雪国の春」
...老爺(おやじ)の心安い巡回の巡査に発見されたので...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...……もうこうなったら諦らめろよ」「……………」「俺の顔を見知って来たか……」「……………」「俺がドレ位の恐ろしい人間かわかったか」「……………」「わかったか……阿魔(あま)……」「……………」「……俺の云う事を聞くか……」「……………」「聞かねばこのまま突出すがええか……警察は俺の心安い人ばかりだ」白い手の力がグッタリと抜けたようであった...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...私とは極く心安い仲で……ヘヘエ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...わたくしの心安い本職の博奕打から聞いた話で御座いますが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...銀行の通帳や貴重品なんかは見付の町に在った心安い貯蓄銀行の金庫に預けてありましたので...
夢野久作 「二重心臓」
...どんなに私の心安い本屋でもこれまで名の知れてない人の長い小説は引き受けてくれませんからね...
與謝野晶子 「女が来て」
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