...おーい……」と心の声とも波のうめきともわからぬトレモロが流れ...
有島武郎 「或る女」
...『貴女は親兄弟にも友人にも言へない様な心の声を何に発表されるんです?唱歌(うた)にですか...
石川啄木 「鳥影」
...ドレゴはほっと安心の声をあげて船長の手を握った...
海野十三 「地球発狂事件」
...よせよせという内心の声も聞えて...
太宰治 「善蔵を思う」
...いわゆる『内心の声』は恋をする人々を実にしばしばあざむくものだが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...おれの心の声は嘘をつかなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...心の声に耳を傾けようではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんな心の声があろうか...
長谷川時雨 「九条武子」
...ちっぽけな内心の声にめげず...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...「おまえがこの老夫人の下手人(げしゅにん)だぞ」という良心の声を...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ややしばらくしてウムとやっといくらか手応(てごた)えのある心の声の返事だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...心の声の大きく肯いてくるものがあった...
正岡容 「小説 圓朝」
...まったく新しい社会各面の人々の心の声々を誘いだし...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...心の声を自分の声として...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...市の内外各所の酒場料理店を次から次へと飲みまわって良心の声を聞くまい聞くまいと努力しました...
夢野久作 「暗黒公使」
...日本人の心の声は...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...会心の声をあげて笑っていた...
吉川英治 「三国志」
...にんじんの心の声が応(こた)える...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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