...現に万物の霊なる人間社会では人道の行なわれることの微々たるに反し...
丘浅次郎 「人道の正体」
...しかして人間の生来の利他心は実に微々たるもので...
丘浅次郎 「人道の正体」
...九年の頃は牙彫りの流行も微々たるもので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...まだ微々たる借家住居(ずまい)をしているようでは気の毒だ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...」「へえ? 微々たるものだね...
太宰治 「お伽草紙」
...春芳は三百に近い土地の置家のなかでは微々たる存在であり...
徳田秋声 「縮図」
...もっとも微々たる人々から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...雑誌は数十種刊行されているが微々たるものであり...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...長崎の微々たる小吏でありながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...形の微々たるを見て...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...實に微々たるものにして...
福沢諭吉 「帝室論」
...之を此微々たる私立學校に任ぜんとするは...
福沢諭吉 「帝室論」
...しばしば微々たる原因のためにも死ななければならないのだ」と言っているけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...微々たる平民に至っては...
柳田國男 「名字の話」
...微々たるものでございましょうが...
吉川英治 「黒田如水」
...大名の中では微々たる小藩であったが...
吉川英治 「剣難女難」
...よくよくわが織田軍の戦力も精いっぱいとなってやむなく微々たる条件で和に応じたという印象を世上に与える...
吉川英治 「新書太閤記」
...歩卒十数名という微々たる残軍の列はこうして北ノ庄へ落ちて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
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