...その間を驛遞の痩せ馬に乘つて得意げに走つたが...
岩野泡鳴 「日高十勝の記憶」
...呑牛はそれを得意げに氷峰に讀んで聽かせ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...猿沢は得意げに天井を向いて...
梅崎春生 「Sの背中」
...得意げにその兵士の舟の上を旋回(せんかい)していたら...
太宰治 「竹青」
...青年いささか得意げに...
太宰治 「HUMAN LOST」
...新吉は得意げな返辞を洩らしながらだんだん静かになって来た...
近松秋江 「うつり香」
...」細君は得意げに云つた...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...それから本当に親父らしく得意げに...
豊島与志雄 「在学理由」
...得意げなポットペチミットのそれよりも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...得意げにぴんとはね上がった口髭(くちひげ)をもっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」茂夫は得意げにそう云ったが...
豊島与志雄 「同胞」
...自分の得意げなことをベラベラ喋(しゃべ)る...
中里介山 「大菩薩峠」
...信濃の国の住人諏訪大夫盛澄(すわのたいふもりずみ)から出でたもので……この盛澄は俵藤太秀郷(たわらとうだひでさと)の秘訣を伝えたものでござる」と言って得意げに語るところを見れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...得意げにながめていた...
夏目漱石 「手紙」
...しばしば得意げにこう云ったものである...
山本周五郎 「青べか物語」
...首は、敵の副将、海東左近将監(かいとうさこんしょうげん)なりと、彼は披露し、そしてその将監との戦いぶりを、さも得意げに、申したてた...
吉川英治 「私本太平記」
...……といっても、それは此方の計略ですから、私がこっそり、持ち出して渡してやる振りをして」日吉は、得意げに、主人夫婦へすすめたが、捨次郎は固(もと)より御寮人の眉のあたりは憂いと恐怖に、黒ずんでしまっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...得意げに地上を指さして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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