...徐(しずか)に立って...
芥川龍之介 「仙人」
...もとはおぼろ気な想像から徐々に発達して...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その文明の進歩は徐々緩々として決して急速に失せざるも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ポケツトから葉巻を一本取出して徐かにそれに火をつけた...
薄田泣菫 「茶話」
...刈草(かりくさ)を滿載したる馬の徐(おもむ)ろに其間を過ぎ行く...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...徐ろに諭すように云うのだった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...徐々にではあるが...
豊島与志雄 「夢の図」
...」と徐(おもむろ)に石摺(いしずり)の古法帖を畳(たた)んだ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...徐(おもむろ)にその道を求めざるべからず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...厩橋(うまやばし)行の電車が徐行して来た時には...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...或る一つの考えが頭の中で徐々に醗酵して...
中谷宇吉郎 「神仙道と科学」
...極めて徐々に動いてくる...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...徐州城下に住んでいるため...
吉川英治 「三国志」
...二曹操はもちろんその大軍を自身統率して、黎陽へ出陣すべく、早朝に武装のまま参内して、宮門からすぐ馬に乗ったが、その際、部下の劉岱(りゅうたい)、王忠(おうちゅう)のふたりに、五万の兵を分け与えて、「其方(そち)どもは、徐州へ向って、劉玄徳にあたれ」と、命じた...
吉川英治 「三国志」
...徐晃(じょこう)が出た...
吉川英治 「三国志」
...徐晃をすてて一散に引っ返した...
吉川英治 「三国志」
...この水軍の先陣は、細川定禅(じょうぜん)を大将として、弟の帯刀先生(たてわきせんじょう)、ほか四国諸党の、およそ五百余艘(そう)――すべて舳艫(じくろ)を、敵の和田ノ岬(みさき)から兵庫へ向けて、左方の陸地を望みながら、徐々に、接岸をさぐッて行く...
吉川英治 「私本太平記」
...一握りもある太い綱に曳かれて徐々に前へ出てゆくのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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