...後藤君の常に計畫し常に祕密にしてゐるのが...
石川啄木 「札幌」
...逓信大臣後藤象二郎が巨躯を悠然とかまえていて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「後藤男が金を出すか...
薄田泣菫 「茶話」
...実に閉口したと帰って来てから後藤君が話された処によると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...後藤君も詮方(せんかた)なく私に右の趣を話して「どうしたものでしょう」との話でした...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これが縁で……といってまだ逢ったこともないが、後藤君を通して、平尾氏から大黒(だいこく)と蛭子(えびす)の面を彫ってくれと頼まれて、こしらえてあげたことなどがあり、それ以来、近しいともなく近しく思って私のことを心配してくれられていたものと見えます...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...しかも晩婚(ばんこん)の後藤先生には乳呑(ちの)み子(ご)があった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...やはり後藤先生と同じく...
壺井栄 「二十四の瞳」
...京都祇園の生れ、篠塚力寿(しのづかりきじゅ)(本名、後藤りき)が、父に伴われ名古屋に来たのは天保十四年の頃、彼女十七歳の時、これが篠塚流を以て名古屋の花柳界舞踊を風靡(ふうび)した一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お前の心配は後藤さんのこつたらう...
平出修 「瘢痕」
...後藤諸氏草創の難に思い比べて...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...そのころ後藤末雄氏によって訳された「ジャン・クリストフ」(国民文庫刊行会版)を読んだときの感銘...
宮本百合子 「彼女たち・そしてわたしたち」
...後藤の取巻一同には茶弘の祝儀包が配られた...
森鴎外 「細木香以」
...ああ後藤新平伯爵が二日ばかり前に死んだ...
山本周五郎 「青べか日記」
...後藤さんのお手本のようにコックリとした演出味なぞ...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...井上九郎もあるか――後藤右衛門も来い...
吉川英治 「黒田如水」
...いま眠りに就こうとしていた母里太兵衛や後藤右衛門などが...
吉川英治 「黒田如水」
...燈火(ともしび)もない城中の一室で、後藤将監と会見、半刻(はんとき)ほどの後、官兵衛から、「では、お答えを待つ」と、席を立つと、「いずれ、主人長治や諸将とも評議のうえ、御返辞つかまつる」と、将監も立った...
吉川英治 「新書太閤記」
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