...後架の窓の外には竹が生えてゐる...
芥川龍之介 「霜夜」
...後架とか何とか云うような...
芥川龍之介 「上海游記」
...後架(こうか)の電燈はどうしてもつかない...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...後架(こうか)の窓から裏庭を見ると...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...未明、後架に起きたら、よい有明月夜だつた...
種田山頭火 「旅日記」
...すぽりと後架(こうか)の中へ落(おと)してしまった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...名刺を握ったまま後架(こうか)へ這入(はい)った...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...または後架(こうか)の窓から垣根越しに眺(なが)めるよりほかに仕方がない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...後架から覗いて見たり...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...後架から戻つて来ると彼は...
牧野信一 「鏡地獄」
...後架(こうか)へでも走るらしく...
牧野信一 「鬼涙村」
...――後架に立つた時...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...恰も後架へ走りたいのを我慢してゐる鬼のやうな顔だつたぞ...
牧野信一 「文学とは何ぞや」
...極端にきれい好きなこの病院の後架(はばかり)に私はつとめて通うようにしたのは...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...廊下、後架、喫煙室というところ、開いている病室、勿論、コバルトへのエレベーターや地下の廊下にも、男のぎょろりとした眼つき、精悍なからだつきが見られなかった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...後架の前の壁に、精密なフランスの地図が、鋲でとめてあった...
山川方夫 「演技の果て」
...たぶん後架だろうと考え...
山本周五郎 「柳橋物語」
...後架(こうか)へ通ううちに...
吉川英治 「剣の四君子」
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