...彼は後ろからちらりと見た...
豊島与志雄 「月明」
...あの晩ふいに後ろから飛びつかれたので...
豊島与志雄 「黒点」
...逆に後ろへ巻き返しました...
豊島与志雄 「古木」
...と、その一方には、木刀をさした、やはりお仲間風なのが、これは、白昼に、箱提灯を二張(ふたはり)つらねて、先へ立つと、その後ろに、ことし、はじめて元服したらしい、水々しい若衆が一人と、それにつき添うて、前髪立ちの振袖の美少年が、二人ともに盛装して、歩むともなく佇むともなく立っていると、その後ろには、挟箱(はさみばこ)がおともをしているといったような尋常一様の御祝儀のお供ぞろいみたようなものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...」そして彼は静かに後ろに振り向いた...
長與善郎 「青銅の基督」
...話は俺がつけてやる」後ろからそつと肩に手を置いた者があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「眞つ平御免ねえ」パツと肌脱になつて後ろを向くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分」誰やら後ろの方で言ふ者があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「親分」八五郎は後ろから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その後ろ姿が隱れた頃...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...フイゴの後ろは少しばかり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あまり真近に矢代の顔があったので思わずまた後ろへ身を退いたが...
横光利一 「旅愁」
...しかしその後ろに...
吉川英治 「私本太平記」
...――寄手の後ろの方から車輪陣の象(かたち)をなした一団が近々と濠ばたへ押し進められてきた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後ろからそっと近づいて見ると...
吉川英治 「親鸞」
...魔王弁円のすさまじい後ろ姿を...
吉川英治 「親鸞」
...馬を後ろへ曳き込めろ...
吉川英治 「源頼朝」
...彼女の後ろからまたもやどっと揚ったが...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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