...後の方には、船頭の鈴を弄する声す...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...後の方を見るようにした...
田中貢太郎 「庭の怪」
...この遺言状の後の方を読まなかったのだな」青年は黙って首をふった...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...僕はいつだって後の方にいたんだ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...後の方にいた七八人の人々が...
直木三十五 「南国太平記」
...又誰か後の方で鹿々と呶鳴つた...
長塚節 「鉛筆日抄」
...後の方を衝突間隔と呼ぶことにする...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...摺れ違つて、二三歩後の方へ、スタスタと行く相手へ、追ひ討ちに一と太刀、「え――ツ」存分に浴びせる筈の手は、思はず宙に釘付けになりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だがすぐ後の方から...
萩原朔太郎 「夏帽子」
...当今(いま)のお家のずっと後の方で現今(いま)小道路(こみち)になっているあたりに門があった...
長谷川時雨 「古い暦」
...後の方に小さくなっていた...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...おどり子は王に耳打して油あげを沢山買はせて勇士の後の方へつみました...
槇村浩 「おどり子の出世」
...これを本書の後の方で考察する方が適当である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...背がのびる草だからと云って後の方に植えて置いたコスモスがいつだったかの大風でのめったまんまになって居るので...
宮本百合子 「後庭」
...自分などは先ず後の方だと思う...
柳田國男 「どら猫観察記」
...それは要するに昭和三年以後の方言区域であって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...羽後の方では八人組十人組という二組のマタギ...
柳田国男 「山の人生」
...後の方の不良性を調べて見ると...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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