...いよいよもう大丈夫と極ってから大原氏は松山にかえり、碧梧桐君は母堂を伴って東京にかえり、後に残るものは、また余一人となった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...人間の最後に残るもの...
高村光太郎 「触覚の世界」
...帰りは瀬越が一と足後に残ることになり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そんな訳なので今年は夫婦が後に残るようなこともせず...
谷崎潤一郎 「細雪」
...後に残ることに就いて...
田山花袋 「蒲団」
...さて後に残る考え方――それは何れも自然乃至実在の概念から出発するのであるが――を私は二つに分けることが出来るであろうと思う...
戸坂潤 「性格としての空間」
...最後に残る問題は...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...後に残るものと言っては...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...後に残る者の歎きも考えてみるがいい」「…………」娘は次第に気が落着いたものか争うのを思い止まると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後に残るお前が可哀相で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後に残るやうにと目くばせをして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...駕籠に乗(のっ)たって何も後に残るものはない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「後に残るものだからな...
牧逸馬 「土から手が」
...……最後に残るものはこの絵巻物の魔力である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そして、なお、掻(か)き口説(くど)いて、「あなたは、後に残る妻子を、可哀そうともなんとも思いませんか...
吉川英治 「三国志」
...後に残る血筋といえば……あの幼少源次郎しかないのだぞ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...人間のなせる所と看做され得るすべての物を控除または補償した後に残るものが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...けだし現存の人口の欲望を満した後に残る剰余生産物は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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