...祖父が往昔の話をしてくれた...
...往昔の人々は今よりもっと辛かった...
...往昔の武将たちの勇姿に感動した...
...彼女は往昔のドラマにはまっている...
...往昔の建物を修復するプロジェクトが進められている...
...往昔自然主義新に興り...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...往昔文化の中心地であったアゼンの都において記念品を求めようとしたところ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...「里老の傳説に往昔(むかし)西宮に百太夫と言(いふ)もの木偶(にんぎやう)を携へ淡路に來り...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...加茂川から一二丁の間隔を置いて平行にはしつてゐる高い堤(それは往昔(むかし)の加茂川のそれではないかと思ふ)の上を北の方へあるいて行つた...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...高千穂河原とは、往昔、高千穂噴火によって焼失した霧島神宮の古宮址なのである...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...往昔韓愈(かんゆ)釈教の中華を侵すを慨嘆せしかど遂に能く止むる事能わざりき...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...吾れ来(きた)つて燈(とう)を挑(かか)げて往昔を思ふ...
中里介山 「大菩薩峠」
...往昔の居館の構図を聯想してお銀様に地の理を説明し...
中里介山 「大菩薩峠」
...往昔の世山麓に浪士あり...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...往昔、この山の地主神、七面大天女、蛇体を現じ給い、この岩を七巻半巻く……と言い伝えられる霊域である...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...力(つと)めて往昔(むかし)の姿にもどろうとしたのを...
夏目漱石 「草枕」
...莫謂往昔とも云う(旧事本紀玄義)...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...記憶(きおく)に存(のこ)る店(みせ)がまへ今(いま)の我(わ)が身(み)には往昔(むかし)ながら世(よ)の人(ひと)は未(ま)だ昨日(きのふ)といふ去年(きよねん)一昨年(をとゝし)...
樋口一葉 「別れ霜」
...往昔全盛を誇つた三遊派の同僚花形たちはこの明治開化一代の人気者のために金円を投じ合つて墓表を建立したものかも知れない...
正岡容 「巣鴨菊」
...国破れて山河在りと往昔の詩人は歌つたが...
正岡容 「滝野川貧寒」
...「六月十四日、長泉寺避暑、寺在丸山、往昔元禄中、隠士戸田茂睡、老居此地、園植梨数十株、今有梨坂...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...事実、この種の心理の実例は極めて広汎多端(たたん)、且つ普遍的の性質を有しおるものにして、往昔の切腹、義死、憤死等の心理又は、普通の自殺者の遺書等の中に発見さるる夢の如き「自己歎美」又は、甘美なる涙を含む「自己陶酔」の心理の裏面にはこの種の変態心理の多少を認め得ざる事なく、殊に失恋自殺者の心理にして、この種の変態的欲求に最後の、且つ、唯一最高の満足を求めおらざるもの一人も無しと断言するも敢(あえ)て過言に非(あら)ず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...往昔の文化をしのばせる品々も多い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
