...誰が彼の往き来を予言できようか? 彼の仕事はどんな時刻にでも彼を外につれ出す――医者が寝ているときにでも...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...紀州街道に沿つてゐて皮肉にも住吉堺あたりの物持が自動車で往き来するので...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...彼はせわしげに街を往き来するひとびとへいちいち軽い会釈をして歩かねばならなかった...
太宰治 「猿面冠者」
...往き来(き)しているのである...
太宰治 「リイズ」
...二人は瀬多の橋を渡るときに往き来の人が大勢立ち止まって眺めている制札の前に...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...時々電車などで顔を合わす外には往き来したこともなかったけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わざわざお寺の前を二三度往き来したこともあった...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...垣根を跨ぎ越して往き来してみると...
豊島与志雄 「絶縁体」
...視線を往き来さしていた...
豊島与志雄 「道化役」
...親しく往き来してた二人ではあるがいつしか疎遠になっていた...
豊島与志雄 「裸木」
...そこの通りを幾度も往き来した...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...包をかかえて帰りをいそぐ女給らしい女の往き来もまだ途絶えずにいる...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...その朱塗の籠のなかで往き来し...
室生犀星 「後の日の童子」
...往き来をし始めた...
山本周五郎 「風流太平記」
...人の往き来で賑(にぎ)やかな町筋がにわかに活気立つようにみえ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...「それでは此の村とも始終誰か往き来はしてるんですね...
横光利一 「馬車」
...この近在の村々の人は皆同じ道の上を賑やかに往き来してゐた...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...賑かに人が往き来してゐた...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
