...印形を彫るには、我国の木彫と同様、小口をきざみ、そして木も黄楊(つげ)のように見えるから、我国のと同じものなのであろう...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...日常茶飯事を彫るから誰れにも了解出来る...
内山完造 「魯迅さん」
...次は本体の不動明王を彫るのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それは黒檀(こくたん)で彫るので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...木なら何んでも彫るとなると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...鳥といって何んの鳥を彫るのか...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...考えを変えて野育ちの老猿を彫ることにしました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...実はその栄螺を彫る時に...
高村光太郎 「回想録」
...失礼ながらこの石には交り物があって彫る訳には行かないと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...降り龍を彫る約束がしてあるから...
火野葦平 「花と龍」
...降り龍でも彫るのかと...
火野葦平 「花と龍」
...若し名前でも彫るならなるべく字数を少くして悉く篆字にしてもらひたい...
正岡子規 「墓」
...人の体を彫る人だといふことは...
森鴎外 「花子」
...彫る技は実に達者なものでありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私たちは日野のご実家の方へ、半月ほど、仕事に参ったことがありましたっけ――大きくおなりになった」「では、日野の館(やかた)の仏間は、おまえたちがこしらえたの」「あの中のご仏像を、やはり、修繕(なお)しにゆきました」「おじさんたちは、仏像を彫るのがお仕事なの」「そうです」光斎は、しげしげと、欄(らん)にもたれている範宴をながめて、「その顔を、そのまま彫ると、ほんとに、いい作ができるがなあ」と、つぶやいた...
吉川英治 「親鸞」
...彫るだけは、茶山がいたそう』と、小刀をとって、杖の肌に文字を刻んでくれた...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...兵法の修行者でいらっしゃいましょう」「そうだ」「なんで観音様なんか彫っているんですか」「…………」「お仏像を彫ることを習うよりも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼が観音像を彫る時のように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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