...そして自分を待っているあの錦紗を買いに……と思うともう胸が弾み出していた...
犬田卯 「錦紗」
...歩いていてもひとりでに足が弾み...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸い落ち散る抜刀が一腰、争う弾みに、二人の曲者(くせもの)の一人が投げ出したのでしょう...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...しばらく押したり叩いたりしてみると、どうした弾みか、いきなりスーッと開きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い女の低いが弾み切った声が聞えます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつは大事なことだよ」「ヘエ――」ガラッ八は弾みが付いたように飛び出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのやさしい弾みをもつた少女の声だけが...
原民喜 「壊滅の序曲」
...この弾みのある、軽い、やさしい、たくみな、天使たちの誘惑には手もなく僕は負けてしまひさうなのだ...
原民喜 「心願の国」
...A相手の声がコックだったので彼女は自分の声に潤ひと弾みとを加へた...
原民喜 「街の断片」
...いきおい弾みがついて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一つ弾みをつけて...
火野葦平 「花と龍」
...要するに物の弾みだ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ばかりか、心が弾み立った...
正岡容 「小説 圓朝」
...急いで外へ出て見ると、俺のすぐ前へ、ドサンと肉体が落ちて、弾みもしないで、タタキへのさばりやがった...
松永延造 「職工と微笑」
...何かの弾みで間違いを起しやすい...
横光利一 「旅愁」
...どんと前に落ちた弾みに...
吉川英治 「下頭橋由来」
...弾みを喰った阿念の身がよろりとなった...
吉川英治 「剣難女難」
...そうして来る政子の息の弾みを...
吉川英治 「源頼朝」
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