...それは吾々の心の底に横(よこたわ)つて居る根強い力である...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...肩もぬけそうな強い力が...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...そして持前の根強い力で一人ぼつちの寂しい道を鑿(き)り拓(ひら)いて往(ゆ)かうとはしたが...
薄田泣菫 「茶話」
...と強い力で言いつけてくれたら...
太宰治 「女生徒」
...金蓮は強い力でぐんぐんと引張った...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...強い力で、体を抱きすくめられるような胸苦しさが感ぜられて来た...
徳田秋声 「爛」
...ただいっさいの利益よりも強い力をもった一種の内部衝動に駆られて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...強い力で私の血の中に潜(ひそ)んでいたのです...
夏目漱石 「こころ」
...強い力で刳(えぐ)り抜(ぬ)いたように...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...強い力をもつてゐたのであつた...
野口雨情 「極楽とんぼ」
...ある強い力を持つてゐるといふことが感じられ...
槇本楠郎 「かぶと虫」
...弱けれども強い力はこの太陽と群集との握手――この熱...
松本淳三 「労働祭歌(※[#ローマ数字1、1-13-21])」
...雄々しく粘り強い力を愛し尊ぶ不撓不屈な心のいたすところである」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...成人の後にも強い力になつて...
吉川英治 「折々の記」
...たッた一人あなた様という強い力がありました...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あるものを超(こ)えるまでの強い力が結ばれなくても...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...より強い力を内より湧き出させるのが...
和辻哲郎 「転向」
...この作者は鋭い眼と頭とによって事物を統一的に捕捉する強い力を持っている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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