...また、弘化二年、三十四歳の晩春、毛筆の帽被を割りたる破片を机上に精密に配列し以て家屋の設計図を製し、之によりて自分の住宅を造らせた...
太宰治 「盲人独笑」
...天保九年四月にも弘化元年正月にも...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...阿蘭陀政府諸公閣下弘化二年乙巳(いっし)六月朔日阿部伊勢守正弘印牧野備前守忠雅印青山下野守忠良印戸田山城守忠温印如何に忠告書の親切にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...慊堂は昌平黌(しょうへいこう)の教授で弘化元年に歿した事は識者の知る所...
永井荷風 「向嶋」
...そのうちに長女竹子をあげる(弘化三年)...
服部之総 「志士と経済」
...弘化元年再興され...
正岡容 「巣鴨菊」
...されど弘化四年を卅六...
正岡子規 「墨汁一滴」
...信州で弘化四年(西暦一八四七)の大地震を経験した...
武者金吉 「地震なまず」
...弘化三年は蘭軒歿後第十七年である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...詩存に「弘化四丁未九月十六日...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)弘化二年十月十四日即世...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...慊堂の歿した弘化元年より三年間石経山房を守つてゐたとすると...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...弘化元年には五百の兄栄次郎が吉原の娼妓(しょうぎ)浜照の許(もと)に通って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...天保弘化の間に明了軒がこれに代つてゐて...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...弘化四年丁未、二月十六日能久親王京都伏見宮第(てい)に生れさせ給ひ、満宮と名のらせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...弘化元年、藩主斉昭が幕府の譴責(けんせき)にあって隠居謹慎を命ぜられ、その帷幄(いあく)の士たる藤田彪(東湖)、戸田忠敞ら一派が罪せられた...
山本周五郎 「新潮記」
...すると弘化四年、宇和島へ多田慎之助という剣法修業の浪士が来た...
山本周五郎 「新潮記」
...弘化、嘉水と、年号の短く変るのまでが、慌(あわただ)しい感じを世に与えた...
吉川英治 「山浦清麿」
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