...この人たちにしても老市長の話を私から聞かされたこともなかったからそこに何の引っかかりも因縁もないのであったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...云うようなことに引っかかり易(やす)い性格であるから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...誰でも一ぺんは引っかかりますねん...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...今度はしろとの女捜してるとこい光子さんが網に引っかかりなさった...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...その端が危うくサドルに引っかかりそうになった...
寺田寅彦 「柿の種」
...しかし何か金銭問題の引っかかりでもあるらしく...
徳田秋声 「仮装人物」
...イヤイヤ若者の常なれば何処にか引っかかりたらんなど噂取りどりに致し候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...他の枝へ引っかかりました...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...足をとどめようとするなんらの引っかかりもなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...何か引っかかりが出来れば...
夏目漱石 「坑夫」
...お駒と引っかかりのあるのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「これで引っかかりだけついたようだな...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...柄相応だ!』」「この小説へ出て来る人物のあらかたは何でもない引っかかりで...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...……そいで最初からの引っかかりで...
三好十郎 「樹氷」
...あっちの根っ子に引っかかり...
夢野久作 「白髪小僧」
...砕けた骨のように立っているその尖端に雲が引っかかり...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...やはり男性の引っかかり易い冒険への一例であったといってさしつかえない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...引っかかりの仕事をすべて他の者に受けつがせて...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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