...なぜクロポトキンやマルクスや露国の革命をまで引き合いに出して物をいうかとの詰問もあろうけれども...
有島武郎 「片信」
...そんな時には「お父さん」の名が引き合いに出されるが...
岩野泡鳴 「耽溺」
...作ははっきりとニイチェを引き合いに出している...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...雲は掴え難いものの例としていつも引き合いに出される物ゆえ...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...近ごろ相対原理の発見に際してまたまたニュートンが引き合いに出され...
寺田寅彦 「案内者」
...坊間所伝の宮本武蔵(みやもとむさし)対佐々木巌流(ささきがんりゅう)の試合を引き合いに出した...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...「べらぼう」も引き合いに出たが...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...このあいだ近所の泥溝(どぶ)に死んでいた哀れなのら猫(ねこ)の子も引き合いに出て...
寺田寅彦 「子猫」
...住居に付属した庭園がまた日本に特有なものであって日本人の自然観の特徴を説明するに格好な事例としてしばしば引き合いに出るものである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...学術文化情勢を引き合いに出す...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...事実ソヴェートに於ける実際問題が至る処引き合いに出されているのである...
戸坂潤 「読書法」
...序でにもう一つの恋物語を引き合いに出すならば...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...遠い昔のイタリアの聖人を引き合いに出すまでもなく...
永井隆 「この子を残して」
...日本では台所の話がよく引き合いに出されるが...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...こんなところで引き合いに出すのは気の毒なのであるが...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...そういう例の引き合いに出されては...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...たびたび前にも引き合いにだした吉岡鳥平君と私が三木助氏宅をおとずれると...
正岡容 「わが寄席青春録」
...実は引き合いに出された利休や遠州を...
柳宗悦 「民藝四十年」
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