...へーい」一度言出したら引かない丸木だった...
海野十三 「火星兵団」
...どうせ言い出したからには後へは引かないと思ったのでしょう...
橘外男 「蒲団」
...蘆屋は暖かいでしょうけれども何卒くれぐれも風邪を引かないようにして下さい貞之助さんによろしく正月十八日鶴子幸子様東京をよく知らない幸子には...
谷崎潤一郎 「細雪」
...槍を手元へ引かないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...駒井の家と血縁を引かないということはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのお蔭で熱がすぐ引いたんで安心したけれど……」自分は熱の引かない時の兄が...
夏目漱石 「行人」
...その方では後に引かないが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...几帳面に引かないと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その椅子をさう遠くへ引かないで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...三人は停車場の端へ行ったが何ら人目を引かない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...注意を引かないようにします...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...人目を引かないから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...それも一向に注意を引かない...
牧野富太郎 「植物記」
...かぜを引かないで下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まだ水があんまり引かないことを覚った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...袋の中で風邪を引かないようにね...
夢野久作 「支那米の袋」
...何人も引かないのに...
吉江喬松 「山岳美觀」
...「ウウム、弱った!」腹の底でうめいていると、その時また、うしろの小声が甘い襟(えり)おしろいの匂いをふくんで、「サ、早く引かないと、横合いからさらわれてしまいますよ」と、お粂が見すました止めの値頃(ねごろ)を符牒で教えてくれたので、金吾はその通りに二声ほど呼ぶと、ポンと、首尾よく面箱はかれの手に落ちましたが、さて、その金です...
吉川英治 「江戸三国志」
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