「府」の意味
行政機関や地域の中心
小説での「府」の使い方
...徳川幕府の江戸城下から西北方に百キロメートルを隔てた土地で...
石川三四郎 「浪」
...」ウィルヘルム第一世およびその忠良なる臣下は、この言葉をもって、当時の専制政府、警察国家、封印状裁判、言論圧迫等のありのままのいっさいの政治的事実に、哲学的祝聖を与えたものであると解釈したそうだ...
大杉栄 「鎖工場」
...幕府の恩遇あつきものに於てをや...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...切支丹の邪宗(じゃしゅう)を禁じて南蛮寺(なんばんじ)を毀(こぼ)った豊臣秀吉の遺策を受け継いだ幕府では...
田中貢太郎 「切支丹転び」
...武隈の府から多賀の府へ轉任になつて行つて...
田山花袋 「道綱の母」
...政府筋と支那との直接契約が成立してしまった...
徳田秋声 「仮装人物」
...幕府とその利害を異にする向う見ずの尊攘的公卿に向ってすら...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...下は幕府の大義を害(そこ)ない...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...政府の為(な)したことは...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...これは政府の最高方針の機密で...
久生十蘭 「魔都」
...政府は市中の拝借地をその借地人又(また)は縁故ある者に払下げるとの風聞(ふうぶん)が聞える...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この時に当(あた)り徳川政府は伏見(ふしみ)の一敗復(ま)た戦うの意なく...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...十一月三日〔巣鴨拘置所の顕治宛 神奈川県国府津前羽村前川より(封書)〕十一月三日今度は何しろ同勢が同勢なので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...単なる政府なら、多元的国家論者のいうような点も、ある程度認めることができるが、国家はあらゆる機能や職業を包括(ほうかつ)し、一切の部分社会の基盤に存在する共同社会であって、これを特殊の部分社会と同列におくことは、決して正しいといえない...
矢部貞治 「政治学入門」
...幕府申次(もうしつぎ)の大井新右衛門から使者があって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...けれど首府の殷賑(いんしん)がそのまま朝廷の盛大をあらわすものとはいえなかった...
吉川英治 「三国志」
...そして銀行が政府にいかなる融通もなさずそしてその現在の資本の二倍を所有していたとしても...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...首府の日の神殿だけでも四千人と云われているから...
和辻哲郎 「鎖国」
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