...或は男と女との如何を問はず悉(ことごと)く何等の反抗衝突なしに握手し得る根底土台であると私には思はれる...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...底土(ていど)の下(した)より動(ゆ)るぎ出で...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...初土(はつに)は一二膚赤らけみ底土(しはに)は に黒き故...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...底土(そこつち)は赤黒いけれど...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...底土の巣から這い出したままの潮招蟹(しおまねぎ)が...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...さあれ底土(しはに)にひそみ...
薄田淳介 「白羊宮」
......
武田祐吉 「古事記」
...深海の底土の研究で世界的に有名である...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...従来からも深海の底土をボーリングで採ることはやっていたが...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...深海の底土のいろいろな層について調べたら...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...それで、大西洋と太平洋との深海から、底土を採取して、流星球の数を調べてみた...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...底土の深さ五メートルまでについて...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...深海の底土、五メートルの深さのところまで、流星球の存在がたしかめられたので、とにかく手がかりは、これで得られたわけである...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...底土の深さ五米のところまで...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...家の西裏半町ばかりは一間餘りの低地畑になつて、南北に帶の如く延びてゐるのだが――いやゐたのだが、二三ヶ月前から頻に臭いゴモクや、ドブの底土や、石炭がらのやうなものを運びこんで、今は九分通りまで埋たてた上に、逸早く「この地所お望みの方は……」の立札がすまし込んでゐる...
羽田亨 「聚樂廻り」
...こんな永(なが)い夜(よ)に一晩ぢゆう生んでゐたらわたしだちは黙つたきり蛾の羽の粉にあてられてしまはないかそして眠れなくなるだらう草深い匂ひがして田舎の親がこつそりと表の戸のそばへ尋ねてきさうな晩だあかるい洋灯(らんぷ)をもつと底土へ零れるやうに出さうぢやないか...
室生犀星 「忘春詩集」
...それも底土を切ったり覆(くつがえ)したりする故(ゆえ)に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...この流れの底土が朝顔の培養にもっとも適して入谷の生命であった...
山本笑月 「明治世相百話」
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