「庇」の意味
屋根の出っ張り部分
小説での「庇」の使い方
...その一部の屋庇(やびさし)の下に現在の科学が発達した...
寺田寅彦 「科学と文学」
...王家は家の足場を隠し負傷者の病院を庇護(ひご)してくれる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...落葉は庇の上にも縁の下にも一面に散りつもっていた...
永井荷風 「写況雑記」
...娘が父親を庇ふ心根がいかにも不憫(ふびん)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひどいじゃありませんか」「孫六はお才を庇ったが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...新吉が庇(かば)ってやるのは誰だと思う」「?」「曲者は奇月の脇差を持出し...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私の粗相を庇(かば)つてくれたばかりに役目を縮尻(しくじ)り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手を離せというのに」と入り身になって刀を庇う...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...質屋と庇合の露次口へ廻り...
久生十蘭 「魔都」
...庇ひだてをしなさるのぢやな! なあに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...湊川新開地などを開拓した武岡豊太氏などの庇護があって...
柳田国男 「故郷七十年」
...軒の庇(ひさし)に五つばかりの巣箱を作ってやったが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...秀之進にも柿崎兵馬が甲辰の難で宇和島に庇護された水戸藩士菊池為三郎と関わりがあったという点には...
山本周五郎 「新潮記」
...跳躍するたびにその衣服の裾が軒庇(ひさし)を払ったと伝えられている...
山本周五郎 「松林蝙也」
...みんなで庇つてくれるふうだつた...
吉川英治 「折々の記」
...庇(かば)ってやったか...
吉川英治 「新書太閤記」
...やがて信長の勝利とその宣教師庇護の態度とが明かとなってくるに従い...
和辻哲郎 「鎖国」
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