「幼時」の意味
幼い頃
「幼時」の例文(場面別)
- 日常会話幼時の思い出を話すと、みんなが懐かしそうに笑った。
- 文学彼の小説には、幼時の情景が鮮やかに描かれている。
- 教育幼時の教育がその後の人格形成に大きな影響を与える。
- ニュース幼時の体験が、彼の現在の成功に繋がっていると専門家は分析している。
小説での「幼時」の使い方
...幼時から音楽に親しんできた...
...彼女は幼時より絵を描くことが得意だった...
...私の幼時の思い出には、母親の優しさが印象的だ...
...幼時の経験が、彼の人生に大きな影響を与えた...
...幼時に学んだことは、一生の宝物だ...
...翁はまた幼時より画を狩野梅笑に学んで...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...不当に恵まれているという、いやな恐怖感が、幼時から、私を卑屈にし、厭世(えんせい)的にしていた...
太宰治 「東京八景」
...幼時より勾当の名を聞くこと久しかりしも...
太宰治 「盲人独笑」
...幼時、煙草畑の草取りがいかに苦しかったか、一晩中、叱責(しっせき)され、土間に立たされていて、蚊に責められた思い出なぞを私に語ったこともある...
田中英光 「野狐」
...幼時より文武両道の教育を受けた彼などは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...幼時の追憶が湧きあがつて来た...
田山録弥 「ある日の印旛沼」
...幼時あるいは幼稚な社会においてはその観察は比較的容易であるが...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...自分の幼時にこの事を話した老人は現に自分でこれを体験したかのごとく話したが...
寺田寅彦 「怪異考」
...太閤(たいこう)の墨附(すみつき)……そんなような物をいろいろ見せられた幼時の記憶も長いあいだ忘られていた...
徳田秋声 「黴」
...松陰幼時の師は、則ち彼なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...練造氏の幼時の記憶によれば「又活字も診察室の戸棚に澤山あつたものでした...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...幼時の思い出を伴うので猶更...
豊島与志雄 「幻覚記」
...幼時から耳朶を伸ばし伸ばしした結果らしく...
中島敦 「環礁」
...あなたは自分の幼時の追憶を...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...ふとこうした幼時の記憶が続々湧(わ)いて来る事があった...
夏目漱石 「道草」
...「聖家族の憩(いこ)い」は「キリストの幼時(作品二五)」の一節で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...仍て愚生達も少年時代迄は、此地津輕公の、現に公園と成居る鷹場園の壕や、市内革秀寺池の蓮花の開くを見、且つ聞きに、早朝夜も碌に明ぬ内から出掛て往た者で、目下はどうかよく知ませぬが、愚生の幼時迄は、其を視聽する人達で、濠も池も一抔だつた事は、絶對間違ひのない事實で有ました...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...若し朝子がその幼時の如く餘計者であるならば...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
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