「幸」の意味
幸せ
小説での「幸」の使い方
...だが幸運なる彼は...
海野十三 「振動魔」
...幸徳を始め大勢拘引されたということは薄々聞いていた...
大杉栄 「獄中記」
...今日まで自分の幸福な生活の設計ばかり...
橘外男 「仁王門」
...相手を不幸に陥れまいとするばかりの警戒心が...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...幸子は最初、洗張屋(あらいはりや)の張惣(はりそう)の主人が十五になるお春を置いてやってくれと云って連れて来た時、目鼻立が可愛らしいので使って見る気になったのであるが、ものの一と月も立つうちに、大変な娘を雇い込んでしまったことをだんだんと思い知らされて、母親の「あの持て余し者」と云った言葉が、決して一と通りの謙遜(けんそん)の辞でないことを悟るようになった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何せ忙しいお医者さんですよってに、少し病人がようなった思うたら、いつもあれですねんわ」「雪子ちゃんももう行かんかてええのんやろう」「はあ、もう構(か)めしません」と、幸子が云った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そして幸福である...
種田山頭火 「其中日記」
...幸運が舞い込むかもしれないという考えで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」
...彼が半分はむしろ喜劇的な不幸のためにすっかり沈んでいるらしい所が見えた...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...馬ちゃん」幸子はつつましく立ち上りました...
野村胡堂 「九つの鍵」
...酸(す)っぱい顔をしている幸右衛門を顧みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...眞面目に結婚生活の幸福を説いて止まなかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...そういう地の理が幸いしたのかもしれないが...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...まえから幸子は召使たちといっしょに食事をする習わしだったが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...これに反して現代は幸福と安定の時代である...
夢野久作 「私の好きな読みもの」
...殊のほかな幸いだがと...
吉川英治 「私本太平記」
...上田(うえだ)の城主(じょうしゅ)真田昌幸(さなだまさゆき)どののご一子(し)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...このたび中国の役を幸い...
吉川英治 「新書太閤記」
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