...導(しるべ)にたてる年嵩(としかさ)のてだれの象の全身は「時」が噛みてし...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...」と一番年嵩(としかさ)らしい婦人が呼びかけた...
薄田泣菫 「茶話」
...ビスカはこの一隊のうちでは一番に年嵩(としかさ)の土人でもあり...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...坊主の娘だという一番年嵩(としかさ)の...
徳田秋声 「縮図」
...年嵩(としかさ)の子供の教導によって...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは間へ人が立つて兎に角若い衆へ謝罪つてどうか惡戲はしないでくれと年嵩の二三人に頼んだからである...
長塚節 「芋掘り」
...白粉(おしろい)附(つ)けんだんべかとまあ」年嵩(としかさ)が笑(わら)つた...
長塚節 「土」
...女房(にょうぼう)は亭主(ていしゅ)よりも四つばかり年嵩(としかさ)の女だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「先生悪い?」年嵩(としかさ)な少年が声を低めてさう問へました...
野口雨情 「女王」
...「成程(なるほど)これなら」材木の胴を叩いたり、小口の木目を調べたり、六郷左京悦に入っているところへ、「御免遊ばせ」静かに訪れたのは、暫(しばら)く拝借することになったモデル――三人侍女の一人、一番年嵩で、一番美しいといわれた多与里でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...一番年嵩の十九で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...すこし年嵩な青年たちはこういう話をきくにつけても身体の健康な...
宮本百合子 「家庭と学生」
...なせ」「そうだな」三人の中では年嵩(としかさ)らしい...
山本周五郎 「青べか物語」
...という文面さ」「憎いことをなさるじゃないの」いちばん年嵩(としかさ)のおまさという芸妓が云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...なかでも年嵩(としかさ)のひとりが進み出て...
山本周五郎 「城を守る者」
...七人のなかではいちばん年嵩(としかさ)らしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そこをどいて貰おう」岩野と呼ばれたいちばん年嵩(としかさ)の青年が...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...その中で一番上級の年嵩(としかさ)なのを「お母さん」と呼ばせて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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