...残りの半分を三分の一程飲み干した...
芥川龍之介 「芋粥」
...盃(さかづき)に干し...
芥川龍之介 「パステルの龍」
...そして密(マヽ)柑があつて(白船居)どうやら霽れさうな松のみどり沖から白帆の霽れてくる埋立地のそここゝ咲いてゐる頬かむりして夏めく風にそよいでる棕櫚竹の一本を伐る西瓜とパヽイヤとさて何を添へようか(白船居)春蘭そうして新聞むつまじく白髪となつてゐられる□星も見えない旅をつゞけてゐる□・岩へふんどし干してをいて・若葉のしづくで笠のしづくでよく話した...
種田山頭火 「行乞記」
...岸本は一息に杯を干したが...
豊島与志雄 「田舎者」
...ヤマメの干したのをおみやげに持ってくるわ...
豊島与志雄 「旅だち」
...――吉岡は酒の最後の一滴まで飲み干した...
豊島与志雄 「母親」
...彼は杯をのみ干して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...女の浴衣(ゆかた)が一枚干し忘れられたように下っているのを目にした...
永井荷風 「夏の町」
...一面に干した烏賊の匂ひがひどく鼻をついた...
「修道院の秋」
...ピカ一は祖先の系圖で草摺(くさずり)の切れた具足がお職だらうと思ふと大違ひ――」「何が大違ひだ」「嫁の衣裳の虫干しですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丸いおせんべの原形が干してあったのも...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...その手でコツプを掴んでぐいぐい飲み干して...
林芙美子 「瀑布」
...余のそれにプロージツトして――そして余等は見事に盃を干した...
牧野信一 「晩春日記」
...ひょっとこの面がいくつも干してある...
正岡子規 「車上の春光」
...天照るや日のけに干し...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...濡れ物を全部脱いで干し...
松濤明 「槍ガ岳」
...あなたの袷も干して気持よくして明日もってゆけることになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...冬から春にかけて無数にできる海苔干し場と...
山本周五郎 「青べか物語」
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