...幇間同士が血のしたたるビフテキを捧げて出た...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...代地(だいち)の幇間(ほうかん)藝者を乗せて...
谷崎潤一郎 「幇間」
...『少年』の一篇には其の次の作『幇間』の殆ど骨子になつてゐるものと同様に...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...涼みの一行に立交っていた幇間(ほうかん)の金兵衛です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...念のために町内の野幇間(のだいこ)与作のところへ行って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前が行って持前の鼻をきかせるがいい」「幇間医者をうんと脅(おど)かしてみましょうか」八五郎はスタートに並んだ競馬馬のように弾(はず)みきっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幇間(たいこもち)の善八が進んでこの役を買つて出たので御座います...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鎌鼬だってモモンガァだって居るよ」「鎌鼬が幇間(たいこもち)の脇差を盗んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...情実や交友関係に左右された幇間(ほうかん)的批評よりも...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...又間接に其秩序を幇助(ほうじょ)せしめたるが如き...
福沢諭吉 「女大学評論」
...幇間(たいこもち)では東川喜久八が洗錬されていて...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...しかしどう考へても幇間ではその文の意味がさつぱり分らぬのでこの訳は疑はしかつたけれど自分の知らぬ字だから別に仕方もないので幇間と訳して置いた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...幇間の芸がすむと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そんな幇間根性でゐるから結束した運動が出來ないんだ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...現今のような幇間(ほうかん)式お稽古の流行時代だったら瞬く間に翁の門下は絶滅していたであろう...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...幇間(ほうかん)上りの道具屋...
夢野久作 「白くれない」
...幇間(ほうかん)のように屈してくる周馬を見ると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...どこの幇間(ほうかん)さん?」芸妓(おんな)たちが馴(な)れ馴れしく云うと...
吉川英治 「松のや露八」
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