...帰するところはそれでございますよ...
江戸川乱歩 「影男」
...それはみな帰するところは同じだ...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...凄まじい淫楽的なものであるという点に帰するのです...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...その責を皇室に帰することはしなかった...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...しかして私が神に帰するところの一切の完全性は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...かくのごとくなれば簡易の政事に帰するなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...意識の発生を物質の発展形態に帰する方針が立つとしたら...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...そしていつも帰するところは婦人――つまらない婦人――の問題であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...仏像経巻も挙げて灰燼(かいじん)に帰するの日がなしと誰が断言する――不破の関守氏は仮りにその時を予想しているのである...
中里介山 「大菩薩峠」
...同一性を帰する理由なのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...帰するところは唯(ただ)一の軽蔑(けいべつ)からだ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...我々の無に帰することを悲しみ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...断然ティベリウスの良心を苦しめる後悔に帰するのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もしくは人間は一般に多少肉感的であるという事に帰するかも知れません...
与謝野晶子 「産屋物語」
...結婚をするにも甚だしく不適当であるという理由に帰する外はありません...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...帰するところそれがしらの罪も軽くありません...
吉川英治 「三国志」
...勝入の策も、その夜の密議では、帰するところ、(それこそ、必勝の奇計)(中入(なかい)りの先陣には、ぜひ、それがしを)と、同(どう)じあって、知らず知らず、気負(きお)い立った一決を見たにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...従って于から東帰する彼の旅行には...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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