...自分の目には絶巓(ぜってん)のない絶巓ばかりが見えていたい...
有島武郎 「或る女」
...旅人の高山の巓(いたゞき)に登り得て...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その巓(いたゞき)にはチウダレイクスが廢城の殘壁ありて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...伊藤八兵衛の成功は幕末に頂巓(ちょうてん)に達し...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...遠くヒマラヤの雪巓を観望する丘の上に燃ゆるが如き壮志を包んだ遺骸を赤道直下の熱風に吹かれつつ荼毘に委したは誠に一代のヒーローに似合わしい終焉(しゅうえん)であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...それから約一時間四十分で駒ヶ岳の絶巓に至ることが出来る...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...巨人のような山の巓(いただき)が...
太宰治 「正義と微笑」
...」東の山巓から、二条の緑いろの光が射し出ていて、それは実際美しかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...其(そ)れが白(しろ)い程(ほど)亂(みだ)れて飛(と)ぶ鴉(からす)の如(ごと)き簇雲(むらくも)を遠(とほ)い西山(せいざん)の頂巓(いたゞき)に伴(ともな)うて疾風(しつぷう)は驅(かけ)るのである...
長塚節 「土」
...頭の巓辺(てっぺん)から足の爪先までがことごとく公案で充実したとき...
夏目漱石 「門」
...富士山巓(ふじさんてん)の光景は...
野中到 「寒中滞岳記」
...ヘルセツゲンの山の巓から渦巻の漏斗(じやうご)の底を...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...僕はヘルセツゲンの山の巓から...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...それの見出される山巓(さんてん)にあるのだ」となっている...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...「登臨文筆最高巓...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...山々の巓(いただき)を興がりて見巡らんためなり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その巓(いただき)にある城とが...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...例へば武藏といふ一人の人物が病んだ足を引きずつて山巓に登つて行くといふだけのことを...
吉川英治 「折々の記」
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