...ここにある嵩張物(かさばりもの)を売払って向うで買うことにしましょう」「それがいいよ...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...水面は雨脚を跳ねかえしながらぐんぐんと嵩んでくる様子である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」と一番年嵩(としかさ)らしい婦人が呼びかけた...
薄田泣菫 「茶話」
...その一通は少し嵩ばつてゐるが...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...この嵩ばつた方の封筒には...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...嵩張(かさば)ラナイデ音ノシナイアノ紙ヲ何ノ用途ニ使ッテイルカヲ直チニ想像スルガデキタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...お宮を早く帰せば銭(かね)も嵩まないと分っていたが...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...衰弱がどこまで嵩(こう)じて来るか...
徳田秋声 「黴」
...ヒステレーの嵩(こう)じかかって来た細君は...
徳田秋声 「爛」
...神尾の悪癖はいよいよ嵩(こう)じてくるばかりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが嵩(こう)ずると...
中里介山 「大菩薩峠」
...嫉妬が嵩(こう)じてあの綺麗な下女を殺そうとしたのだ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...女房お杉の嫉妬(しつと)が嵩(かう)じて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一番年嵩(としかさ)のお舟を呼んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だんだん悪戯が嵩(こ)うじて...
三浦環 「お蝶夫人」
...水嵩(かさ)も増して...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...その嵩が常に何百円という嵩で猶加入している肥料店が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼も前借が嵩(かさ)むため...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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