...しかもたった三年の間にあれだけの嵩(かさ)になるのですからね...
芥川龍之介 「不思議な島」
...何であなたはそんなに嵩(かさ)にかゝつて根掘り葉掘りお聞きになるの? あなたは私どもにとつちあ使用人の癖に...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...かえって水嵩を高め...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それを自分の寝床にしてそのなかでは嵩(かさ)ばった着物を着ずにうごきまわることができ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いっそう嵩(こう)じてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...著しく水嵩(かさ)の増す河であった...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...如何なる額に嵩(かさ)まるとも富(とみ)を蓄積(ちくせき)占有(せんゆう)することを許すがために...
新渡戸稲造 「自警録」
...利に利が嵩(かさ)んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腕自慢が嵩(こう)じた野郎だ」「どんな腕の出来る人間でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...きりやう自慢が嵩じた果て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...折から直(ね)の安うて嵩(かさ)のある物より外は棹(さを)なき舟に乘合の胡瓜...
樋口一葉 「大つごもり」
...まさか棄てるわけにもゆかず」母は押入の隅に嵩張(かさば)っている三尺ほども高さのある地球儀の箱を指差した...
牧野信一 「地球儀」
...向ふの悪る騒ぎは益々嵩じて...
牧野信一 「病状」
...嵩山は戴笠が岩国に淹留してゐた時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私は荒縄で締めくゝつた嵩高(かさだか)の幾束かを求めないわけにゆかなかつた...
柳宗悦 「和紙十年」
...竹次夫妻は嵩間の人間であって...
山本周五郎 「菊千代抄」
...皇甫嵩(こうほすう)を車騎将軍(しゃきしょうぐん)に任じ...
吉川英治 「三国志」
...嵩高なかつ最も有用な貨物から成っている所の...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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