...想ひ見よ、幾千の山法師が、日吉権現の神輿を擁して、大法鼓をならし、大法螺を吹き、大法幢を飜し、咄々として、禁闕にせまれるの時、堂々たる卿相の肝胆屡是が為に寒かりしを...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...動乱の気運、漸に天下を動かすと共に、社会の最も健全なる部分――平氏政府の厄介物たる、幾十の卿相、幾百の院の近臣、幾千の山法師、はた幾万の東国武士の眼中には、既に平氏政府の存在を失ひたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...山牛蒡や山法師などという草が...
石川欣一 「山を思う」
...ぐるぐるとまいて山法師のかとうを見るように...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭を裹(つつ)んだ叡山の山法師どもが日吉の神輿を担いで山を降る件である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...だまされたと怒る山法師らの声であろ...
吉川英治 「私本太平記」
...「何じゃ」「どこの山法師かよ」と囁(ささや)き合った...
吉川英治 「親鸞」
...政治好きな法皇でさえ、山門政策には手を焼かれて、(双六(すごろく)の賽(さい)と、山法師ばかりは、朕(ちん)の心のままにならぬ)と、嘆じられたという...
吉川英治 「親鸞」
...山法師どもを呼び集めてこようという肚(はら)だろう」彼らは当然に信じなかった...
吉川英治 「親鸞」
...山法師の群れにまぎれ込み...
吉川英治 「親鸞」
...山法師たちの顔を...
吉川英治 「親鸞」
...相手の山法師たちが...
吉川英治 「親鸞」
...山法師の強訴(ごうそ)といえば...
吉川英治 「親鸞」
...奇怪な山法師の行動にも見えてくる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...あれば大薙刀(おおなぎなた)を抱えた山法師か猿ぐらいなもの...
吉川英治 「源頼朝」
...山法師ていの男もいる...
吉川英治 「源頼朝」
...まだ山法師そのものの棲息は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...法衣(ころも)をからげた山法師そのままな僧が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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