...築山の草はことごとく金糸線綉(きんしせんしゅうとん)の属(ぞく)ばかりだから...
芥川龍之介 「奇遇」
...塔状渦巻のある貝の「属」で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その上「彼に属せざる者かれの天幕に住み……彼の跡は地に絶え彼の名は街衢(ちまた)に伝わらじ……彼はその民の中に子もなく孫もあらじ……これが日(審判を受けし日)を見るにおいて後に来る者は駭(おどろ)き先に出(い)でし者は怖(お)じ恐れん」...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...宇治の属する旅団は初め呂宋(ルソン)北端のアパリにいた...
梅崎春生 「日の果て」
...これだけの程度までに発達したからもはや手放しても充分に種属の維持の見込みはあるというまでにいたり...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...羽衣説話の骨子に属す可きものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...たとえば「白衣の騎士」などもやはり同じ定型に属するものと見ることができはしないかと思う...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...「前には宗教の領分に属して居た真実の円相を...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...さながら磨きたての金属のようにピカピカ光っている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その裁判所の管轄に属している事件...
穂積陳重 「法窓夜話」
...メゴザサという通り体小なりと雖どもその属する所は正にマダケ属に在り...
牧野富太郎 「植物記」
...一般に人口がその現実の生産物よりも遥かに以上の場合に属することも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...わたくしのために創聞(そうぶん)に属するものが頗(すこぶ)る多い...
森鴎外 「渋江抽斎」
...具平親王の書は本(もと)字類に属して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...山川草木人類鳥獣の属ある...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...中には自然から来るもの・天から我々に送られてくるもの・全然天に専属するもの・などもたくさんにあって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あるいは地獄の自在鉤(じざいかぎ)(大隅肝属(おおすみきもつき))などの名も各地にあって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...かつ三郎信康に属せしめたのであった...
山本周五郎 「死處」
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