「屆」の意味
届く
小説での「屆」の使い方
...世話の行屆く人物であるのだが...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...今夜といふ今夜こそ現場を見屆けたぞ...
石川啄木 「葬列」
...その手紙を屆けるべく...
石川啄木 「鳥影」
...その月までも屆くかと...
石川啄木 「鳥影」
...此の山懷の一隅には非常時の嵐が未だ屆いて居ないのか...
寺田寅彦 「伊香保」
...最近各國から屆いた慈善切手を取り出させて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...山田から又手紙が屆いた...
長塚節 「開業醫」
...何遍でも喉元へ鎌が屆く...
長塚節 「撃劍興行」
...萬事(ばんじ)不行屆(ふゆきとゞき)で嘸(さぞ)御窮屈(ごきゆうくつ)で御座(ござ)いましたらう...
夏目漱石 「門」
...簡單な屆出で濟みましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...必ず屆け出るのだよ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お勝手に目が屆かなくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まことに行屆くのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お屆けは濟ませましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...掃除もさのみは行屆かぬがちに...
一葉 「暗夜」
...行屆いた管理をして下さつて有難う...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...全く手に屆かないやうにさへ見えるのだ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...小鉢に入れた黒砂糖をわざわざぼくに屆けてくれた...
吉川英治 「折々の記」
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