...それにしても同じ有害な環境におかれた三尾のうちで二つは死んで一つは生き残るから妙である...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...「どうしたンだい、お父(とっ)つぁン?」と、鷲尾が訊いても、むっつり怒った父親は、土間の仕事場へきて坐(すわ)ってしまった...
徳永直 「冬枯れ」
...「笹尾のことでは俺も随分心配したよ...
豊島与志雄 「過渡人」
...「尾野さんはもうお寝みなすったら...
豊島与志雄 「二つの途」
...ふだん無口な村尾がやたらに饒舌ってるとしても...
豊島与志雄 「慾」
...村尾に視線を落すと...
豊島与志雄 「慾」
...籐のでつぱりうなりが胸のすくやうな音を漂はせて長い尻尾の先が力づよくはねあがり...
中勘助 「銀の匙」
...こうして神尾を当座の足場として置いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...コレモカノ老人ガ賜物トシ嬉シク……」ここまで来ると神尾は少し耳――ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう藤尾さんが帰って来るから」甲野さんは別に返事もしなかった...
夏目漱石 「虞美人草」
...寺尾ももう陥落(かんらく)するだらうと云ふ評判であつた...
夏目漱石 「それから」
...鳶尾(いちはつ)草...
正岡容 「小説 圓朝」
...首尾好く先方へ着けたかどうかをおもってみた...
正岡容 「小説 圓朝」
...貝原篤信先生は、ちと鼠から咬まされた物か、猫を至って不仁な獣と貶(けな)し、鼠は肉、肝、胆、外腎、脂、脳、頭、目、脊骨、足、尾、皮、糞皆能あり用うべし...
南方熊楠 「十二支考」
...またまた尾州家と確執を起こすのは苦しい事であり...
吉川英治 「江戸三国志」
...一時不首尾に悄気(しょげ)ていた面々が...
吉川英治 「新書太閤記」
...尾濃二国に御領土も拡まって...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康に尾行(つけ)られて...
吉川英治 「新書太閤記」
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