...半分がた散り尽くした桜の葉は真紅(しんく)に紅葉して...
有島武郎 「或る女」
...種々な色のつぼみがおおかた葉の散り尽くしたこずえにまで残っていた...
有島武郎 「或る女」
...たいてい網羅し尽くしたつもりであります...
井上円了 「おばけの正体」
...手間の掛かる限りを尽くして十二神将(じんしょう)の中の波夷羅(はいら)神将を二尺以上にこしらえ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「当世物は尽くし」で「安いもの」を列挙するとしたら...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...しかしおかしい事には日本の学者でまだ日本服の気候学的物理的生理的の意義を充分詳細に研究し尽くした人のあることを聞かないようである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...術(てだて)を尽くして防ぎ止めんとせしかいもなく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼は自己の能事を尽くして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人のために尽くしておけば...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...社会の陰を知り尽くした記者の洞察力を持ってしても...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...電気のことを知り尽くして作ったちょっとした装置ですよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「最善を尽くします...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...慈善事業の為に財産をなげうって力を尽くしましたので...
槇村浩 「孝太郎と悪太郎」
...どうして姫君にお尽くしすればよいか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...誠心誠意この方のためにお尽くししようと決心していた私ですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」女房はもう手の尽くしようもなかった...
室生犀星 「姫たちばな」
...隙あらば返り討ちに斬り捨てんと――虚実を尽くし合っていた...
吉川英治 「三国志」
...ありったけの酒を飲み尽くして...
吉川英治 「松のや露八」
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