...尤もこれは当推量以上に信用の出来る計算ではない...
芥川龍之介 「僻見」
...(尤(もつと)も嗅覚のある夢を見たのは前後を通じてこの時だけである...
芥川龍之介 「夢」
...内部からの力に堪えるようには考えていなかったからね」ケノフスキーのこの答弁は尤(もっと)もであった...
海野十三 「地球発狂事件」
...尤も古い歌には人情を諷(うた)い恋愛を諷い哀別離苦を諷い無常を諷うものが多いのでありますが...
高浜虚子 「俳句への道」
...この点は更に尤もになるだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...尤も諸文化形態が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...「尤も、変だと云えば、僕だってそうだが……...
豊島与志雄 「椎の木」
...尤も三津浜には早くより不充分ながら砲台が出来ていて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...取逃すとは――」「御尤(ごもっと)も――」右源太は...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...尤も、夜風に吹かれて庭を歩いたのは出來心ですから、そんな都合にならなければ、そつと座を外(はづ)さして、此處へ案内するつもりだつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――尤(もつと)も淺井朝丸樣は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...家風に合はなかつたからと申す外は御座いません」と尤(もつと)も至極の挨拶です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...泥棒が入つたとはどうしてわかつたのだ」「御尤もでございます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三人の女の子の喜ぶ顏が見たいといふのは嬉しいな」「尤も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...実に頼るところなき者へは救助も尤(もっと)もなれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...始終(しじゅう)嫌われたのは尤(もっと)も至極(しごく)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...尤も蒲團の頭の方を足の方より少々高くし...
福澤諭吉 「養生の心得」
...京水の重視したのも尤である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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