...大きな門はぴったり閉まって先生や小使が出入(でいり)する脇(わき)の小門だけが僅(わずか)に明いていました...
竹久夢二 「誰が・何時・何処で・何をした」
...スタールツェフは小門(くぐり)からはいると...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...表の小門の鳴る音を聞くや...
外村繁 「澪標」
...閉づべき小門を其ままに待參らせし...
一葉 「暗夜」
...彼は小門(こもん)を開けて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼も私も原から小門へかけての坂徑(さかみち)の方に背を向けてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私は戸外へ出て小門に凭(よ)りかゝつて立つてゐる彼の處に近づいた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...小門から出入する気などは毛頭起さず...
宮本百合子 「思い出すかずかず」
...すぐその小門から中へと這入つて行つた...
村山槐多 「殺人行者」
...小門(こもん)をあけて...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...周囲の小門はかたく閉されてあったし...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...番屋と並んでいる木戸の小門を閉め切った...
吉川英治 「大岡越前」
...せまい小門に限られていた...
吉川英治 「大岡越前」
...べつな小門から侍が顔を突き出した...
吉川英治 「親鸞」
...御所の小門のほうに佇(たたず)んでいたが...
吉川英治 「源頼朝」
...小門の戸をほとほとたたいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あの小門より他に逃げ道はないんだから...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
...仲間の者が様子を見に来たのであろうか?あるいはまた彼らの首領(かしら)が僧院のどこかに隠れているのであろうか?偽物は偽物ですその夜(よ)ガニマール探偵は小門の外を警戒していた...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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