...尊い上人(しやうにん)でゐらせられたのか...
芥川龍之介 「往生絵巻」
...尊い姫君の絵姿に...
泉鏡花 「印度更紗」
...芸術三昧の境にひたっている幸福は何ものにも代えられない尊いものである...
上村松園 「健康と仕事」
...僕たちの尊い青春を形なしにされてしまうなんて莫迦莫迦(ばかばか)しいじゃないか...
海野十三 「宇宙尖兵」
...深山の(言うという字に糸二つか)巒気(らんき)たゆとう尊いお姿...
太宰治 「黄村先生言行録」
...理窟を持たない人は尊い...
種田山頭火 「其中日記」
...アガメムノーン(希臘の英雄)の勝利の尊いのと同樣である...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...いたって尊い臨終をなされました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...玉屋神父様以下多くの尊い犠牲の賜物でございまして...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...私の体を離れると同時にもう他の主宰から離れた一箇の尊い人命人格を持ち得るのですから...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...それは世俗的なあらゆる富よりもずっと尊いものですと...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あなたの尊い日本婦人としての母性愛にすがって...
「鏡の中の月」
...その夜は宿泊することにして尊い声の出る僧たちに経を読ませて遊び明かした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あのような尊い褒賞は受けられなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...神の依(よ)りたもう木から我々の中へ尊い言葉を伝えるのが子どもの役であり...
柳田国男 「こども風土記」
...他の多くの尊い神々も同じであった...
柳田国男 「山の人生」
...そしていかに自分の血液の尊いものであるかを充分に自覺した時において...
吉川英治 「折々の記」
...その情熱は尊いものだと思った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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