...空には蜂の分封(こわかれ)をつくづく見れば...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...」「もう一つ封書があったね?」とアッタスンが尋ねた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...十風は厭な顏をして手紙の封をする...
高濱虚子 「俳諧師」
...封筒を持てあまして...
太宰治 「春の枯葉」
...膝の上い置いてあったのん丁寧に封筒い入れて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...この方法を応用したのが近ごろ封切りされた「人生案内」のコリカの母の死の場合だと言われている...
寺田寅彦 「映画芸術」
...ドイツ民族が最も純粋なゲルマン人であることを証明する(Reden an die deutsche Nation)――封鎖的商業国家のこの著者は...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...封建的遺制が著しく強力だった当時のドイツの啓蒙的な理論家カントにとっては...
戸坂潤 「科学論」
...封がしてないのを見て...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...只この感じを駆逐する為(ため)に封筒の糊(のり)を湿(しめ)す事があつた...
夏目漱石 「それから」
...例へば或る難解の辭句に封して先生は諸家の説を擧げてそれを批判し...
野上豐一郎 「「漱石のオセロ」はしがき」
...封建と共に武士道廃り...
萩原朔太郎 「詩の原理」
......
一葉稿 「五月雨」
...七月二十日〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県島田より(封書)〕七月十九日 島田からの第三信いま午後三時すこし前...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...過去の中に封印してしまって...
山川方夫 「夏の葬列」
...配達致して参りました封書中に...
夢野久作 「暗黒公使」
...父劉焉(りゅうえん)が封を継いでいたが...
吉川英治 「三国志」
...それをばなお、どこまで家臣に寛大なのか、甘いのか、老公は、(めったな血気に逸(はや)るものは、かならず勘当であるぞ)と、かたく封じ、たとえば人見又四郎が出奔の後も、又四郎の名は、おくびにも口にしないほど、厳として家臣たちの勝手な行動をゆるさないのであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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