「寸分」の意味
ごくわずかな差
「寸分」の例文(場面別)
- ビジネスこのプロジェクトの成功は、寸分の違いにかかっている。
- 日常会話彼の説明は寸分の違いもなく正確だった。
- ニュース選挙の結果は寸分の差で決まった。
- スポーツマラソンの優勝は寸分の差で決まった。
小説での「寸分」の使い方
...寸分の狂いもなく完璧に演奏する...
...彼女は寸分の隙もない美しさで会場を魅了した...
...プランを寸分決めて進めることで不測の事態を防ぐことができる...
...寸分の違いで勝負が分かれることもある...
...彼は寸分の隙も見せない完璧主義者だ...
...寸分のすきもない身なりをしていた男が...
有島武郎 「或る女」
...前任技師の設計をそのまゝ用ひて寸分違はずに前任者の計画通りに実現したといふことであります...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...その目付がきのう逢った人達の目付に寸分違いのないことを今知った...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...寸分(すんぶん)のゆだんもなくはりきっているのです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...そこには、星田の拇指には、つい先(さ)き鎌倉警察署で見せられた、犯人の指紋写真と同じ螺旋紋が、そして、その中心から右の外端(はずれ)にかけて、三日月型の傷痕が、寸分違わず、ハッキリと現われていたのである...
江戸川乱歩 「殺人迷路」
...それがのべつに続いていては一寸分りにくいかも知れませんけれど...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...もし同一種属の個体がすべて寸分も違わず...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...清吉は娘の顔と寸分(すんぶん)違わぬ畫面の女を指さした...
谷崎潤一郎 「刺青」
...この経路には寸分の疑いの余地はない...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...頭の頂辺(てっぺん)から足の爪先(つまさき)まで慾気(よくけ)満々(まんまん)として寸分のタルミも無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...寸分も許されない...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...岡持に入っていたのは料理だけ――それに間違いはない」こういう言葉には寸分の間違いがあろうとも思われません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寸分も足掻(あが)きを効かせまいと行届いた手配だ...
羽志主水 「監獄部屋」
...いかなる郷土愛もいまだ寸分の詠歎をもって...
柳田国男 「雪国の春」
...寸分の狂いのない一刀で...
山本周五郎 「風流太平記」
...寸分違(たが)わぬ胎生の順序を繰返して来るのであろうか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その順序通りに寸分の間違いなく母の胎内で繰返して来るのであるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...寸分たがはぬ象山を書いたといふが...
吉川英治 「折々の記」
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