...そこに審判官(しんぱんかん)と評定官(ひょうじょうかん)のこらずがあつまって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...盃を手にしなかつたさうなと不審がられた程の大酒呑...
石川啄木 「刑余の叔父」
...攫つたか未だ審ならずであるが...
泉鏡花 「遺稿」
...その他臨時の試験等によりて審定して...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...不審に思ったのです...
海野十三 「振動魔」
...不審げに入口を見つめる人々の視線の中へ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...しかしこの有機体の細胞であり神経であるところの審査員や出品者が全部入り代らない限りは...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...親類の死は陪審の通りまったくの偶然...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...命(いのち)の絃(いと)の震動(しんどう)から出(で)る二人(ふたり)の響(ひゞき)を審(つまびら)かに比較した...
夏目漱石 「それから」
...その先を」平次は不審の眉を顰(しか)め乍(なが)らも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分はいささか不審に思つた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...今予審廷に於ける訊問及び答弁をそのまま読んで御らんに入れましょう...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...しかし、どんなに、不審そうに、洋服紳士を見つめても、彼には正体を知ることが出来ないようだった...
火野葦平 「花と龍」
...小石が山のやうに積みあげてあるのを見て不審したら...
別所梅之助 「石を積む」
...幸いにして当時の大審院長児島惟謙氏が...
穂積陳重 「法窓夜話」
...不審なのは犯罪が分かった後...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...一緒に家を出た老母や子供達の姿が其所に見えないのを直ぐ不審に思つた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...彼はふと寧ろ反つて自分の動作のあまりに緩慢なのに解きがたい不審を感じた...
三好達治 「測量船」
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