「寡」の意味
少ないことを意味する
小説での「寡」の使い方
...僕は未(いま)だ寡聞(くわぶん)にしてこれを知らざるを遺憾(ゐかん)とするものなり...
芥川龍之介 「その頃の赤門生活」
...僕等は寡(くわ)を以て衆にあたり...
芥川龍之介 「その頃の赤門生活」
...第一線決戦の特徴として兵力の多寡は第二線決戦のように決定的でない...
石原莞爾 「戦争史大観」
...心を養うは寡欲より善きはなしといって...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...また多寡がああいう商売の女を長田と張合ったとあっては...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...初めて受けた印象は寡言で厳粛な...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...君の寡婦だよ」ピストルは鳴った...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...数か月前から寡婦になり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...寡言は小智であり...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...その世馴れた態度と内気らしい寡黙さとがへんに不調和でありまして...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...決して寡婦を加入せしめない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...俳諧師永機の事も亦寡識の及ばざる所である...
永井荷風 「上野」
...多言寡言(かげん)に一定の標準を定め難し...
福沢諭吉 「女大学評論」
...女監取締りの如きも大概は看守の寡婦(かふ)などが糊口(ここう)の勤めとなせるなりき...
福田英子 「妾の半生涯」
...偏(ひとえ)に定役(ていえき)の多寡(たか)を以て賞罰の目安(めやす)となせし風(ふう)なれば...
福田英子 「妾の半生涯」
...尤もここの劇中には小亀はげ亀梅坊主たちが好んで三枚目又は仕出し役を買つてでて愛嬌を振蒔くことが寡くなかつたから...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...七輪の方は火を寡(すくな)くして口を八分通り締めておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...次で老・病・寡・孤及び徴兵に出たものの留守宅の土地を耕す...
和辻哲郎 「鎖国」
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