...いいようのない寂寞(せきばく)がそのあとに残った...
有島武郎 「或る女」
...思うに彼等は寂寞を感じているのかもしれない...
魯迅 井上紅梅訳 「「吶喊」原序」
...寂寞(じやくまく)としてまた幽(いう)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...香(にほひ)よき寂寞(せきばく)のなか...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「虱とるひと」
...これで懐はまた秋風落寞...
種田山頭火 「行乞記」
...寂寞の中に力強く高まってくる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その独語は寂寞(せきばく)を満たすに足りる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不思議な寂寞(せきばく)のうちに当の人を陥(おとしい)れるものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...寂寞(せきばく)を好む者にとっては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...僕の心は寂寞としてとりとめもないむしやくしやしたものであつた...
長塚節 「開業醫」
...寂寞(せきばく)たる浮世のうちに...
夏目漱石 「虞美人草」
...おそるべき寂寞...
久生十蘭 「地底獣国」
...あらゆるものは曠野の寂寞と深夜の緘默(かんもく)とであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...決して寂寞を覚えない...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...寂寞迎春梅影疎」と云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...末句故及)哈爾賓公園寂寞名園春似秋...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...寂寞黄金台下路...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...恍惚(こうこつ)――寂寞(せきばく)のなかに主客はややしばし唇(くち)をつぐみ合っていた...
吉川英治 「三国志」
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