...以前から勤勉で貯蓄心に富むのは...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...弾力に富むものだった...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...そうして大いに働けば国は富む...
大隈重信 「始業式訓示」
...兼ねてまた反抗的精神に富むでゐる美術院一派でなくてはならぬといふのが...
薄田泣菫 「茶話」
...3.お前はまだ春秋に富む身だ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...多感で情熱に富む詩人でもあった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...最も変化に富む展開部に当る...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...いかなる語法も隠語ほど比喩に富むものはない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...(高山渓流に富むサモアの人間は鹹水に一番閉口する...
中島敦 「光と風と夢」
...もっとも繁殖力に富むものを脳裏(のうり)に植えつけた高柳君は...
夏目漱石 「野分」
...の生涯は正確で情報に富む伝記のモデルである...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「昔、勇士ありけり、その名を St.Authony(オーソニイ)となん称びて、勇気に恵まれ、婦女を敬ひ、智謀に富む、長じて南方の騎士(シルバー・ナイト)の旗下に馳せ、青き炎の城(マジツク・ガーデン)を探るべく……」竹下は、奇妙な文句を暗詠(そらん)じながら物々しく筆を執つて“The Coming of St. Authony(オーソニーもやつてきた)”と書いて性急な咳払ひを続けた...
牧野信一 「南風譜」
...また研究心に富む者がその将来如何を教うべき光明をどんなものであろうといかに切に歓迎しようとも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...更にいっそう富むことが出来たかもしれぬ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人を笑わすような滑稽智に富む由...
南方熊楠 「十二支考」
...鉱物質三厘六毛にて一種の粘液素に富む...
村井弦斎 「食道楽」
...こういう正義と愛情に富む為政者にして武人であった君も...
吉川英治 「私本太平記」
...政略の花嫁――お市の方を娶(めと)った初めから、長政は同時に信長をも、政略に富む男...
吉川英治 「新書太閤記」
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