...兄弟一緒に寄越すさ...
石川啄木 「足跡」
...嘘にしろ何にしろこんな葉書まで寄越す筈がありません...
石川啄木 「葉書」
...手紙だけは怠らず寄越す事にしようと考へる...
石川啄木 「天鵞絨」
...東京に着いてから手紙を寄越すべき人をを彼是(あれこれ)と數へてゐた...
石川啄木 「天鵞絨」
...例のテレビジョンが自動的に測ってしらせて寄越すものであった...
海野十三 「火星探険」
...だがわが家主さんは依然として御用を聞かせに小僧さんを寄越すだけであつた...
高田保 「貸家を探す話」
...「召集なら電報を寄越すな」志奈子が死んだという知らせなのだった...
高見順 「いやな感じ」
...別段何にも仰言(おお)せられずただ言葉尠(すくな)に書記官と一緒に大使のところへ行って来るが一時間ばかりもしたら用談が済むからその時分に車を迎えに寄越すようにと言い残されたまま...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...怪しい素振(そぶり)はないと云う注進ばかりを寄越すのは...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...夫より外に東京のこの旅館へ宛(あ)てて手紙を寄越す人はない筈(はず)だがと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...悦子が淋(さび)しがって頻(しき)りに呼びに寄越すのと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...是非寄越すようにして下さい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...約束の珍品を持たせて寄越す...
種田山頭火 「其中日記」
...然し印税の支払になると現金の中へ第二封鎖の小切手をまぜて寄越すやうな事をするので其後は用心して一切関係しない事にしてゐます...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...品物も宜(よ)い物を寄越すに極(きまっ)てる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...画を描いたり手紙を書いたりして寄越す...
牧野信一 「サクラの花びら」
...女房共が騒ぐやうに何で此際女などに現(うつゝ)を抜かしてゐる筈もないのに……太郎を迎へに寄越すなんて……」自家では見せたこともない涙を滾して胸を掻きつてゐた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...米沢表からおよそ二十名ほどの腕利きを選りぬいて寄越すように申し遣わしてあるが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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