...本家の子達はもうちゃんと東京弁使うてるねんが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わが家の子供らの歌うこの民謡を聞いていると...
寺田寅彦 「柿の種」
...その金満家の子息(むすこ)さんと...
徳田秋声 「爛」
...良家の子女の通う学校ならば...
戸坂潤 「社会時評」
...誰が家の子ぞ折からにつゞく倉庫の向河岸古き映画の忘られし歌の一ふし繰返しくりかへし吹くハーモニカ...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...発明家の子もおるだろう...
永井隆 「この子を残して」
...穿鑿(せんさく)好きな故実家の子夏(しか)...
中島敦 「弟子」
...白城の城主狼のルーファスと夜鴉の城主とは二十年来の好(よし)みで家の子郎党(ろうどう)の末に至るまで互(たがい)に往き来せぬは稀(まれ)な位打ち解けた間柄であった...
夏目漱石 「幻影の盾」
...「なぜほかの家の子供はブランコへ乗せないんだい」「つまり吝(けち)なんでしょう...
夏目漱石 「門」
...赤井左門の家の子郎党達ばかり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生活様式の十分にととのっている家の子供とは...
羽仁もと子 「たましいの教育」
...その長家の子供はのんびりした顔をして...
林芙美子 「子供たち」
...必ず裕福な家の子供たちとばかり仲よしになった――もちろん明確な主義に基づいてではないが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...成吉斯汗(ジンギスカン)のすゑだとよばれる名家の子でした...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...そこへ喜助ん家の子たちが他に二人ばかりよばれて行ってね...
三好十郎 「樹氷」
...私の家の子が相応しないこととも思うわけのものでございませんから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そもそも良家の子弟が文学を修めるのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あるひは平家の血縁の者たちはいつせいに家の子郎黨をつれて山の中へ入つてしまつた...
吉川英治 「折々の記」
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